「よーいドン!」— 運動会のドタバタ劇で親子の絆が深まる心温まる物語

ちーちゃんの運動会での奮闘記!笑いあり涙ありのハプニングがいっぱい。親子で読んで元気になれる一冊!

運動会の思い出は子どもも大人も一生心に残るもの。絵本『よーいドン!』では、幼稚園の運動会で繰り広げられるちーちゃんのユーモラスで心温まるエピソードが描かれています。頑張って練習してきた成果を出したいちーちゃん。でも最後には思わぬ展開が!?
読んだ後は親子で一緒に笑ってしまうこと間違いなしの作品です。

あおぱぱ
あおぱぱ

この絵本、ちーちゃんの運動会のエピソードが最高だね!

あおまま
あおまま

そうよね!読みながら私たちも運動会の思い出が蘇ってきたわ。

あおぱぱ評価あおぱぱの独断と偏見による感想です

  • ストーリーの面白さ (9点): 運動会のドタバタ劇がユーモラスで親しみやすい展開です。
  • イラストの魅力 (8点): カラフルで楽しげな挿絵が、子どもたちの興味を引きます。
  • 教育的要素 (8点): 努力や挑戦、家族の絆を自然に学べる内容です。
  • 年齢適性 (10点): 幼稚園児や小さな子どもにぴったりの内容です。
  • 再読価値 (9点): 何度も読みたくなる親子で楽しめるストーリーです。

作品の情報
書名:よーい ドン!

著者:ビーゲン セン 絵: 山岸 みつこ
出版:絵本塾出版(2012年05月31日初版)
ページ:32ページ

あらすじ

絵本『よーいドン!』は、ちーちゃんという女の子が幼稚園の運動会で奮闘する姿を描いたお話です。去年のかけっこで3位だったことを悔しく思い、今年こそは1位を目指すと決意したちーちゃん。パパとの特訓の成果を発揮するため運動会当日を迎えます。ママやおじいちゃんおばあちゃんも応援に駆けつけ家族一丸でちーちゃんを応援します。しかし、レースの途中で思わぬハプニングが!?ちーちゃんがどう対応するのか、ぜひページをめくって確かめてください。

絵本の感想

この絵本は子どもが一生懸命に取り組む姿をユーモアを交えて描いています。運動会という舞台でのドタバタ劇が親子で共感できる楽しい場面に満ちています。子どもたちにも「失敗してもいいんだよ!」という前向きなメッセージが伝わる作品です。

挿絵について

全体を通して柔らかな色彩と手描き感のあるタッチが、この絵本の温かみをさらに引き立てています。絵に込められた細かなディテールやちーちゃんの家族が楽しそうにしている様子など、ページをめくるたびに新たな発見がありそうなワクワク感を覚えます。

絵本の対象年齢

この絵本は3歳から6歳の未就学児におすすめです。運動会という身近なテーマが小さな子どもでも理解しやすく共感しやすい内容です。また、ひらがなとシンプルな文章なので読み聞かせにもぴったりです。

教育的効果

  • 努力と挑戦
    ちーちゃんが去年の悔しさをバネに一生懸命に練習する姿を通して努力の大切さを子どもに教えてくれます。
  • 家族の絆
    運動会に家族全員が応援に駆けつけることで、家族のサポートの温かさを感じることができます。
  • ポジティブな失敗の受け入れ方
    ちーちゃんが6位になってしまったにも関わらず、みんなで笑い飛ばすシーンから失敗しても次があるという前向きなメッセージが伝わります。

読み聞かせのポイント

運動会のシーンでは、家族の応援の声を大きめに読み上げると子どもたちも一緒に応援してくれるかも。
また、ちーちゃんのドタバタシーンでは、声のトーンを変えたり効果音を入れたりして物語をより楽しく演出してみましょう。
読み終わった後「運動会ではどんな競技が好き?」と子どもに聞いてみると楽しい会話が広がります。

まとめ&あおぱぱチェック

運動会という身近なテーマを通じて子どもたちに「挑戦することの楽しさ」や「家族の絆」を伝えることができる絵本『よーいドン!』。
親子で読んで、笑いながらも温かい気持ちになれること間違いなしです!ぜひ、絵本棚に一冊加えてみてください。

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